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Step1-5 角丸四角作成段階。
Step1-15 矢印作成時点。
Step1-16 Step1終了時点のレイヤー構造。
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Step 1
形状の作成。
サイズ=300×300 背景=白 2/ 任意の色で背景を塗りつぶします。 作例では、#bbbbbb(HTML表記)を使用しています。 3/ 矢印を四角と三角の組み合わせで作成します。まず矢印の土台となる四角を作成します。そのために、新規レイヤーを作成します。 背景=透明 レイヤー名=RoundRect 4/ 矩形選択ツールを選択し、RoundRectレイヤーに矩形を描画します。 プロパティダイアログで: 角を丸める=チェックを入れる 半径=35 5/ RoundRectレイヤーで、選択部分を塗りつぶします。 描画色は任意。作例では、#929292(HTML表記)を用いています。 6/ 選択領域を解除します。 選択>選択を解除 7/ RoundRectレイヤーを非表示にします。 8/ 矢印の頭になる三角を作成します。三角形は正方形を作成した後、45度回転させ半分に切断します。三角形用のレイヤーを作成します。 背景=透明 レイヤー名=Triangle 9/ 矩形選択ツールで正方形を、Triangleレイヤーに描画します。 [NOTE] 矩形選択ツールのプロパティで 大きさ のX/Yを同じ値にすると簡単です。 10/ Triangleレイヤー選択状態で、選択範囲を土台(RoundRectレイヤー)と同じ色で塗り潰します。 11/ Triangleレイヤー選択状態で、回転ツールを選択し、マウスで回転ツールを少しだけ適用します。回転ダイアログが開くので、45度を指定して実行します。 設定: サイズ=300×300 背景=白 12/ Triangleレイヤー選択状態で、回転させた正方形の半分が含まれるように矩形選択ツールで描画します。 次に、[Del]キーを押して選択部分を削除します。 13/ 全ての選択領域を解除します。 選択>選択を解除 14/ RoundRectレイヤーを再表示します。 15/ TriangleレイヤーとRoundRectレイヤーを移動させ矢印になるよう調整します。 16/ TriangleレイヤーとRoundRectレイヤーを統合し、レイヤー名を変更します。 Triangleレイヤーを右クリック>下のレイヤーと統合 レイヤー名=Arrow |
Step2-2 バンプマップの設定。
Step2-2 バンプマップ適用後。
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Step 2
立体化へ。
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********* バンプマップについて(GIMPマニュアルより一部引用)
バンプマップは画像をエンボス化し、そのレリーフ部分を他の画像にマッピングする機能。これにより、二番目の画像に対し粘土細工を行うような3次元の効果を生み出す。
エンボス化とは、明いピクセルを盛り上げ、暗いピクセルを彫りさげることである。
パラメータについて
飽和度 : 画像中の環境光の総量を制御する。 飽和度を高レベルに設定すると全ての影を消し去ってしまう。 そこで、盛り上げられたり、彫り下げられたりした部分は殆ど目立たなくなる。
水位 : マップ画像中にアルファ値(透明度)がある時にだけしか効果がない。 マップ画像中の透明ピクセルは暗いピクセルとして扱われ彫り下げられる。水位を255まで上げた場合、透明ピクセルは平坦化され見えなくなる。 これは丁度池の水位を上げた感じである。
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Step3-7 Step3 終了時点。
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Step 3
内部のデザイン。
背景=透明 3/ Inner Arrowレイヤー選択状態で、選択範囲を縮小します。 選択>選択範囲の縮小 設定: 縮小量=15 4/ Inner Arrowレイヤーに対し、ブレンドを適用します。 設定: 描画色=b1d631(HTML表記) 背景色=55a32a(HTML表記) グラデーション=描画色から背景色 形状=線形 グラデーションの適用方向=任意(作例では、左下から右上に適用しています) 5/ 選択を解除します。 選択>選択を解除 6/ Inner Arrowレイヤーに対しバンプマップを適用します。 フィルタ>マップ>バンプマップ 設定: バンプマップ=Inner Arrowレイヤー自身を選択。 他は、前回と同じ。 7/ Inner ArrowレイヤーとArrowレイヤーを統合します。 Inner Arrowレイヤーを右クリック>下のレイヤーと統合 |
Step4-3 矢印の頭を揃える。
Step4-5 遠近法ツール適用方法。
Step4-6 遠近法ツール適用後。
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Step 4
反射の作成
・ ツールボックスで反転ツールを選択 ・ プロパティダイアログで垂直をチェック ・ イメージウィンドウ中で任意の場所をクリックし鏡面反転 |
Step5-1 統合前のレイヤー構造。
Step5-3 3D矢印。
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Step 5
3D化。
・ 複製レイヤーをArrowレイヤーの下に移動します。 ・ [→]キーを一回押し、複製レイヤーを1ピクセル右に移動させます。 ・ 次に、複製された矢印コピーレイヤーを複製し、右に1ピクセル移動させます。これを3回繰り返します(左図-上のレイヤー構造参照)。 |
Step6-1 頭部を平行にする設定。
Step6-1 頭部を平行にした画像。
Step6-2 色とコントラストの変更後。
Step6-7 ブレンドの適用方法。
Step6-7 完成。
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Step 6
修正。
・ 矩形選択ツールを使用し、両方の頭部が少し含まれるように選択します ・ [Del]キーでこの部分を削除します 明度=-25 コントラスト=+25 3/ 背景レイヤーを可視にし、白で塗りつぶします。 4/ Step4-4 で二つの矢印レイヤーを一つに統合したのは、遠近法の適用と、二つの矢印の頭部を平行にしたいためです。ここで、下側の矢印だけにシャドー効果を適用したいので、ここで分割します。 下の矢印全体を矩形選択ツールで選択し切り取り、次に、元の位置にペーストするために、選択範囲を維持したままペーストします。 5/ レイヤータブでペーストされたフローティングレイヤーを永続的レイヤーに変換するため、レイヤータブ底部の 新規レイヤー作成 アイコンをクリックします。 レイヤー名=Reflect 6/ Reflectレイヤーに、レイヤーマスクを適用します。 Reflectレイヤーを右クリック>レイヤーマスクの追加(完全不透明) 7/ ブレンドツールを選択し、レイヤーマスクに図のようにブレンドを適用します。 設定: 描画色=黒 背景色=白 グラデーション=描画色から背景色 形状=線形 グラデーションの適用方向=左図参照。 |